三菱食品株式会社/久御山ドライSDCに太陽光発電設備を導入
～自家消費＋余剰電力の環境価値還元で、CO₂排出量削減を推進～

　三菱食品株式会社（代表取締役社長: 京谷 裕、本社: 東京都文京区、以下「三菱食品」）は、CO₂排出量の削減に向けた取り組みの一環として、三菱食品・久御山ドライSDC※1にアーバンエナジー株式会社（社長:小林 厚、本社:神奈川県横浜市、以下「アーバンエナジー」）が提供する太陽光発電PPAモデル※2の「ゼロエミプラン® オンサイト型サービス（以下「本サービス」）」を導入することを決定しました。

　

■　サービス内容

　本サービスは、アーバンエナジーが三菱食品・久御山ドライSDCの屋根全面に太陽光発電設備を設置し、発電した電力のうち、同物流センターの使用電力量分を三菱食品が自家消費します。さらに使用電力を上回った余剰分の電力はアーバンエナジーが市場で販売し、その環境価値を非化石証書として三菱食品に還元することにより、久御山ドライSDCだけでなく、三菱食品およびステークホルダー様のCO₂排出量削減の取り組みに貢献することができます。

　今回導入する太陽光発電設備のパネル容量は2,057kW、年間発電量は約2,000MWhを想定、CO₂排出量を年間約900t削減できる見込みであり、2025年3月の稼働を予定しております。

　

■　三菱食品としての取り組み

　三菱食品グループは企業理念である「三綱領」の考えのもと、持続可能な社会を支える企業として、社会課題の解決・社会的責任を重視したサステナビリティ経営を行うべくサステナビリティ重点課題を掲げております。

脱炭素については「2050年カーボンニュートラルに向けて、2030年にCO₂排出量※3を2016年度対比60％削減」の定量目標を掲げ、省エネ機器の積極的な導入や自社電力契約拠点における環境配慮電力の活用など様々なアプローチでCO₂排出量削減に取り組んでおります。

　今般、その一環として久御山ドライSDCに自家消費と送電を併用した新しいスキームの太陽光発電を導入致します。同拠点は京都府久世郡久御山町に所在し、株式会社平和堂様から物流業務を受託している専用センター機能のほか、常温帯の基幹汎用センターとしての機能を併せ持つ三菱食品の自社保有拠点最大の総合物流センターであり、同センターの広大な屋根を最大限活用した再生可能エネルギーの創出を通じCO₂排出量の削減に貢献致します。

　

■アーバンエナジーとしての取り組み

　アーバンエナジーは、コーポレートPPAの推進、需要家用及び系統用蓄電池の導入、エネルギーの地産地消を推進する地域新電力事業等、様々なお客様のニーズに対応したサービスの提供により、カーボンニュートラルの実現に貢献しています。

　本サービスを皮切りに、三菱食品が国内に自社保有する物流センターの屋根を対象とした太陽光発電PPAモデル導入を推進し、三菱食品が掲げる脱炭素目標の達成に貢献できるよう引き続き取り組んでまいります。

　

■　三菱食品　久御山ドライSDC　屋上太陽光発電設備

設備概要

発電出力	2,057kW(パネル容量)
CO2削減量	約900 t-CO2/年

　

　

■　サービススキーム

　

■　三菱食品について

■　アーバンエナジーについて

　

■　本件に関するお問い合わせ