アーバンエナジーの太陽光発電PPAモデル 　「ゼロエミプラン®オンサイト型サービス」導入50MW達成※1 ～前年度比2.5倍、既存サービスの高付加価値化メニューとして体制確立～

JFEエンジニアリング株式会社（社長:大下 元、本社:東京都千代田区、以下、「JFEエンジニアリング」）の子会社のアーバンエナジー株式会社（社長:小林 厚、本社:神奈川県横浜市）はこのたび、同社が提供する太陽光発電PPAモデル※2の「ゼロエミプラン®オンサイト型サービス（以下、本サービス）」について、事業化決定案件を含めた累計発電容量累計が50MW超を達成しました。

　2021年度より展開している本サービスは、昨今の世界情勢を受けた電気代の急激な高騰、世界におけるカーボンニュートラルへの取り組みの加速を反映して、採用されるお客さまが急増しています。具体的には、2023年度末時点の導入実績として、前年度比2.5倍、計64拠点、累計発電容量51MWに達し、CO₂削減量は、事業期間20年の合計で約59万t（年平均2.9万t）を見込んでいます。

　本サービス開始当初はJFEグループ各社へ展開していましたが、現在では日清オイリオグループ様や日本化薬様、貝印様といった環境先進企業、当社子会社で地域新電力会社の新潟スワンエナジーと連携する自治体様の公共施設や地域の民間企業など、様々な地域、業種のお客さまに採用※3いただいています。これらのお客さまニーズの急増、多様化に合わせ、2023年度より専門部署を立ち上げ、更なるビジネスの拡大を目指してまいります。

　当社の強みは、再エネ発電所を含めた、エンジニアリング事業での長年の実績をベースとした技術提案力、発電所の建設、運営、電力小売までを一気通貫で対応できるオールインワンサービスに加え、JFEグループ既存事業との組合せを活かした高付加価値化にあります。
　また、多拠点一括エネルギーネットワークサービス（サービス名称「JFE-METS※4」との組合せにおけるシナジー効果、JFEエンジニアリンググループ会社の太陽光パネルのリサイクル事業との連携による環境に配慮した保守運用など、あらゆるお客さまのニーズに対応したサービスを提供してまいります。

　さらに、今後は大規模開発が可能なオフサイト型サービスの提供も開始し、オンサイト型サービスと合わせ、太陽光発電PPA事業での累計発電容量100MW以上の早期達成を目指し、お客さまの脱炭素化に貢献してまいります。

■ゼロエミプラン® オンサイト型サービス

※1：事業化決定案件含む
※2： 「太陽光発電PPAモデル」とは、第三者が需要家の敷地や屋根などを借用して太陽光発電システムを設置し、
発電した電力を長期にわたり需要家に販売するモデルです。設置場所が電力消費場所と同じ場合は、オンサイト型、
異なる場合はオフサイト型と呼ばれます。需要家は初期投資ゼロで再生可能エネルギー由来の電力を活用でき、
加えて電気料金の削減が期待できます。
※3：太陽光発電PPAモデル「ゼロエミプラン®オンサイト型サービス」導入実績一覧 　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
※4：JFE-Multisite Energy Total Service
　　https://www.jfe-eng.co.jp/products/power/ele04.html